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株式会社 渡敬 , 渡敬情報システム株式会社

サービス: ファイル箱、クラウドバックアップ

提案の幅を広げるため、「使えるファイル箱」と「使えるクラウドバックアップ」のOEMパートナーに

株式会社渡敬(わたけい)・渡敬情報システム株式会社は、秋田県内を中心に、文具・事務機販売、オフィス空間デザイン、システム系事業を行う企業です。さらに、ウォーターサーバーのレンタルやシステム開発を行うグループ企業も抱えており、多彩なビジネスを展開している点が特徴です。これまでは他社製品をメイン商材としていましたが、提案可能な商品の幅を広げるべく、この度使えるねっととOEMパートナー契約を締結していただくことになりました。

 

今回は、渡敬様主催の展示会「渡敬ビジネスフェア」でお話しを伺いました。渡敬ビジネスフェアは、渡敬社屋を会場に、来訪者の方々にさまざまな取り扱い製品を紹介するイベントです。使えるねっとのスタッフも、渡敬ブランドとして製品化された使えるねっと製品のブースに立会い、PRのお手伝いをさせていただきました。秋田県内外からたくさんのお客様が集まる活気あふれる会場でのインタビューに、私たちも渡敬様との今後の可能性に期待が高まります。



株式会社 渡敬 CS推進部 ソリューション推進グループ

マネージャー 齊藤 佳幸様

 

リーズナブルで価格的なメリットのあるクラウドストレージサービス

渡敬ではこれまで、他社基盤でファイルサーバーを構築し、月額料金を設定する販売方法が主でしたが、コストが高いために中小企業の顧客には提案しづらいという課題を抱えていました。こうした状況を受け、営業側からは「もっとリーズナブル、価格的なメリットがあるもの」(齊藤氏)を扱いたいという要望が生まれるようになりました。さまざまなクラウドストレージサービスを比較検討していたところ、お取引先様から「使えるファイル箱」と「使えるクラウドバックアップ」を紹介されたといいます。

 

また、4~5年前のIT weekでの弊社からのお声がけに加え、齊藤氏が弊社の無償トライアルサービス(※現在は廃止)を使用されていたという経緯もあり、使えるねっとの商品に親しみをもった上でのOEMパートナー契約でした。

 

決め手は価格、自社ブランドとして販売できる点も魅力に

契約の決め手は、サービス内容に対する価格の安さだったという齊藤氏。また、OEMパートナーとしてご契約いただいたのには、渡敬様ならではの理由がありました。

 

「通常だと他の会社と同じ商品の取り扱いになるので、同じ商品名で提案しますよね。自社のオリジナルという形で、若干我々の手を加えながら販売するようにしたいという希望がありました。自社のサービス名で展開できて、ある程度サポートもこちらで提供できる。これういった自由度が、OEMならではの強みではないでしょうか」(齊藤氏)

 

日々大量のデータを扱う中小規模の企業に提案しやすいサービス

使えるファイル箱は『低価格でライセンス数無制限』という特徴から、中~大規模のお客様には提案しやすい商品です。渡敬様の場合は特に、秋田県内に多数存在する土木・建設・測量業を主なターゲットに絞って使えるファイル箱の提案を行っています。

 

「(秋田県内の)業種は建設系が3~4割です。建設会社さんは図面などのデータをたくさんお持ちなので、使えるねっとさんの商品が提案しやすいんです」(齊藤氏)

 

渡敬様が取り扱っている商品の種類は非常に多岐にわたっており、3年計画書を作成し、顧客タイプに合わせて商材を提案するといった形で戦略的に営業を実施されています。



渡敬様のオフィスで使えるねっと社員がセミナーを開催している様子

 

自社にも導入して使い勝手の良さを実感することで営業力を底上げ

社内にも使えるファイル箱を導入し、ファイルサーバーを切り替える予定だという齊藤氏。現在は他社製品をサーバーとして使用していますが、オンプレミスサーバーに慣れている従業員が多いことから、自社でストレージを運用すればデータにアクセスしやすくなるだろうと見込んでいます。

 

さらに、使えるファイル箱はマウントも可能で、取引先とのデータのやりとりにも使用すれば効率性が上がるというメリットも挙げていただきました。このように実際に使用して商品の使用感や特徴を実感していただくと、自然と営業もしやすくなるという好循環が生まれます。

 

渡敬様では今後、使えるねっと製品を他社製品と組み合わせてより強力な商材として販売したいという新たなフェーズも計画されています。サブスクリプション形式で売上をカバーできる範囲を拡げること、ペーパーレス化により生じるマイナスを埋めるビジネスに育てていきたいこと、また使えるねっとの商品を含め、ストックビジネスに注力していきたいといった多様な展望についてもお話しいただきました。

 

齊藤氏からは、「新しさがあり、お客様の飽きないようなサービスを開発していただきたい」というご要望も。こうしたニーズにお応えできるよう、使えるねっとは、商材としても社内システムとしても渡敬様のビジネスの軸になる存在として、営業支援はもちろん、サービス全体の開発や品質管理にも力を入れていきます。



OEM製品のパンフレット

 

■使えるクラウドバックアップ

使えるクラウドバックアップは、低価格で初期費用不要かつ、セキュリティ対策も万全に備えたクラウドベースのバックアップサービスです。脅威の特定、防御、検知、対応、復旧までの一貫したサービスを備えており、データを守る・使うための機能を1つにまとめたソリューションとして、規模や業種を問わずご利用いただけます。

 

アプリ、ファイル、各種設定やオペレーティングシステムなどのシステムイメージ全体をバックアップするイメージバックアップにより、万一データが消失しても素早く復元することができます。また、データを安心してお任せいただけるよう、高度なセキュリティ対策も実施しています。たとえば、米軍も採用している最高レベルの暗号化AES-256でファイルを暗号化し、あらゆるリスクから守ります。

 

さらに、災害時のためのディザスタリカバリ、バックアップデータのマルウェアスキャン、HDDやSSDの故障予測など多彩なオプションも取り揃えており、より堅牢なバックアップサービスへのニーズにもお応えします。

 

■使えるファイル箱

使えるファイル箱は、ユーザー数無制限で1TBの大容量ストレージを抱えるクラウドストレージサービスです。AndroidとiOS対応のモバイルアプリを使用すれば、モバイル端末から現場とオフィスのデータを同期できます。長野県にデータセンターを構え、AES256 ビット暗号化を採用したセキュアなサービスでありながら、低価格を実現。万が一の場合はメール、チャット、電話でのサポートもご利用いただけますので、高度な知識がなくても安心してご利用いただける商品です。他社製品とは一線を画す圧倒的な使いやすさをぜひご体験ください。