法政大学体育会アメリカンフットボール部

法政大学体育会アメリカンフットボール部

サービス: 使えるファイル箱

学生スポーツに“クラウド”という武器を。「使えるファイル箱」導入で実現する指導の質と組織力の向上

今回は初の大学訪問!1935年に創部され、関東リーグ戦や甲子園ボウルで幾度もの優勝経験を誇る強豪チームである、法政大学体育会アメリカンフットボール部様にインタビューをさせていただきました。

 

法政アメフト部、通称「ORANGE(オレンジ)」は、アメリカンフットボールだけにとどまらず、大学スポーツ界の牽引を目指し日々活動を続ける強豪チームです。全国から優秀な選手が集まるこのチームには、単なる運動部を超えた「教育の場」としての側面もあります。そんなORANGEが、情報管理と共有の効率化を目的にクラウドストレージ「使えるファイル箱」を導入。監督の矢澤正治氏に、導入の背景や具体的な活用方法、そしてその効果についてお話を伺いました。

 

導入いただいたのは、教育機関向けに特別提供を開始した「使えるファイル箱」のアカデミープランです。

 

 

校内の法政カラーの壁をバックに立つORANGEの矢澤監督

 

ORANGEの矢澤監督。法政カラーが映える校内にて。

 

 

ORANGEの挑戦:勝利と人間力を育む組織に新部員(!)「クラウド」が加入

法政大学アメリカンフットボール部「ORANGE」は、関東学生アメリカンフットボール連盟TOP8に所属する歴史ある強豪チーム。チームの指導方針は単なるスポーツ指導にとどまらず、「人を育てる」ことに重点を置いています。監督の矢澤氏は「アメフト部は人生の土台を築く場所。勝利を目指すだけでなく、社会で活躍できる人材を育てたい」と語ります。

 

そのため、140人を超えるチームには選手だけでなく、マネジメントやアナライジング(データや戦術の分析)といったチーム運営に携わる学生も多く所属しています。情報管理を学生主体で進める中、課題となっていたのが「情報の一元管理とセキュリティの担保」でした。

 

元々クラウドストレージを利用してはいたものの、関係者の数が多いために複数人でアカウントを共有していたりと、機能性に十分に満足できなかったという背景があり、別の製品の導入を検討していたそう。
そして「使いやすく、安全で、かつ費用対効果の高いもの」を求める中で出会ったのが、「使えるファイル箱」でした。

 

「使えるファイル箱」を選んだ決め手:監督が語る3つの理由

「導入の決め手になったのは、“今の僕らが求めるレベルに合っているサービスだ”という直観でした」と語る矢澤監督。クラウドストレージ導入に際しては、セキュリティ、操作性、そしてコストの3点を特に重視したといいます。

 

「クラウドストレージは主にプレイブック(戦術集)を保管し、皆で共有するために利用していました。他社製品を使っていましたが、チームプランだと1ユーザーあたりの価格となり、部員数100名を超えるORANGEのような組織だと単純にコストがかさんでしまいます。これまでは部員それぞれの個人アカウントにデータを保存し、他の部員にそれを共有するという形だったり、1つのアカウントを共有したりしていて、ナレッジマネジメントやセキュリティの観点からも好ましくないとずっと思っていました。

 

チームとしてもちろんナレッジをためておかなければいけないんですが、大学は人の入れ替わりも激しいので、これまでのような方法だと辞めたり卒業した人がまだクラウドストレージにログインできる状態になってしまいます。やはり、個人個人にアカウントを割り当て、セキュリティを管理できる状態が理想ですよね」(矢澤様)

 

また、実際に使用するのは選手を含む学生スタッフです。ITの専門家ではない学生たちが日常的に使うツールとして、直感的に操作できることは必須条件だったと矢澤監督は振り返ります。

 

さらに、部活動の運営において避けて通れないのが予算の壁です。「機能が豊富すぎて高価格なツールよりも、“ちょうどいい機能”で無駄のない料金体系の方が現実的」
こうした意味でも、「使えるファイル箱」はコストパフォーマンスに優れた選択肢だったといえます。

 

 

アカデミー用特別プラン案内

 

教育機関様向けの特別プランの提供も行っています!

 

 

データ共有もトレーニングの一部:クラウドが支えるスポーツの現場

部内でのナレッジマネジメントを課題と感じ、属人的な管理から脱却して本当の意味でのセキュリティ管理をしなければいけないと考えられていた矢澤監督。

 

さまざまなクラウドサービスを比較検討されていた際に、使えるねっとを見つけて自らお問い合わせをくださいました。

 

「いろいろと比較しましたが、ファイル箱は破格でした。この性能で使おうとすれば、一番コスパが高いと感じます。チームでデータを管理したい、アカウントを共有せずに部員それぞれが使えてセキュリティ管理もできる、という元々のニーズに合っており、“これだな”と自分の中で思えたサービスでしたので。すぐに導入して、部員やスタッフたちにも紹介しました。

 

また、エクスプローラー形式で使えるのですごく使い勝手が良いです。欲を言えば、ファイルのアイコンを法政カラーにできれば尚良し(笑)*」(矢澤様)

 

使えるファイル箱の大きな特徴である「ユーザー数無制限」は、大規模組織でメンバー一人ひとりにアカウントを作成して運用されたい場合にパフォーマンスを発揮します!

 

*エクスプローラー形式でファイル箱をお使いの場合、アイコンや画面の表示は各コンピューターのOSに依存するため、現時点では色やデザインなどの変更を承っておりません。ブラウザ版の場合はお好きなカスタマイズが可能です。

 

 

スクリメージラインに並ぶORANGEの選手達

 

チームプレーを統率するためには、情報リテラシーの整備も欠かせない。

 

 

学生スタッフもすぐ使える!操作性の良さと、さらなる期待

部の運営に関わるさまざまなサービスを実際に利用するのは、やはり学生スタッフが中心です。140名超の部員がいる中では複数人が同時に同じファイルを閲覧・編集したい場合も多々発生しますし、チーム内でのわかりやすいフォルダ整理が欠かせません。使えるファイル箱(ブラウザ版)では、同じファイルを何人でも開いて同時に編集できるため、このような場合にも便利にお使いいただけます。

 

「操作画面がとてもシンプルで、初めてのスタッフでも迷うことなく使えました。今後強化していきたいのは、フォルダツリーの作り方です。毎年毎年、データを管理するリーダーが思うように階層を作っていくわけですが、どんどん新しいフォルダができてしまうこともあります。どこかできれいに整理したいという気持ちはありますね」(矢澤様)

 

 

試合中の相手チームとORANGEの選手達

 

この迫力!
青い人工芝が特徴の川崎総合グラウンドにて。
今回の取材もグラウンド前の体育会施設をお借りして実施しました。

 

 

情報共有から育成まで:クラウドで未来を切り拓くORANGE

クラウドストレージは、今やORANGEのチーム運営に欠かせない存在となっています。今後は「情報の蓄積」と「共有の質」をさらに高めるツールとして、より積極的に活用していく方針です。

 

「部活動も、ある意味で“情報戦”の時代です。より良い練習を組み立てるには、過去のプレー分析や外部情報の蓄積が不可欠。『使えるファイル箱』にはそれを蓄積していく環境が整っていますし、企業としての使えるねっとの印象も良かったです。

 

対応も丁寧だし、会社が長野っていうのが今っぽいですよね。今これだけネット社会になっている中で、持つべきものと持たなくて良いものの区別はとても重要だと思うんです。東京のど真ん中にオフィスを持つことがすべての時代ではもうないですし、自家用車を持つのか、必要な時だけ交通費を払うのかという話です。地方に拠点を置いてクラウドという分野で全国にお客さんを持つ、というスタイルは単純にいいと思いますね。僕らも日々“学生にもっとこれをやってあげたい”という思いで、これをやるならここを変えなきゃ、という形で色々バランスを取っていますので」(矢澤様)

 

スポーツだけでなく、運営力や組織力といった社会人基礎力の育成にも、クラウドは大きく貢献できる可能性を秘めています。強いチームであるためには、プレーだけでなく、運営の質も高くなければならない、という点において、「使えるファイル箱」がチームの進化に少しでも貢献できれば幸いです。

 

最後に、矢澤監督に「2025年に実現されたい自由と進歩*」について伺ってみました。

 

「今年はチームとしても新しくチャレンジしていく年です。新しいヘッドコーチが就任し、チーム自体のプロデュースにより力を入れていきます。目指すは“日本一マネジメントができているチーム”。部の運営に携わることで自分の力を伸ばしたいと思う学生がもっと増えてほしいですし、ORANGEがその成長に関わる場になりたい。イメージは小さなベンチャー企業のような感じで、役割が細分化されているけど総合的にみてそれが大きなチームを支える。これがチーム力かなというふうに思います」

 

*「自由と進歩のフットボール」はORANGEが掲げる理念。

 

今回お話を伺った矢澤監督、数々の名言をありがとうございました!

 

■使えるファイル箱

使えるファイル箱は、使えるねっとが提供するクラウドストレージサービスです。ユーザーはインターネットを通じてファイルを安全に保管・管理でき、どこからでもアクセスが可能。また、ファイルの共有や高度なセキュリティ機能も備わっているため、企業やチームでの利用にも適しています。さらに、ユーザー数無制限で1TBの大容量ストレージも魅力です。

 

長野県に自社運営のデータセンターを構え、AES256ビット暗号化を採用したセキュアなサービスでありながら低価格を実現。メール、チャット、電話でのサポート体制も充実しており、安心してご利用いただけます。