新たなテクノロジーが活用されてきたオリンピックの歴史
オリンピックに関連してITが取り上げられる機会はそう多くはありません。しかしこれまでの五輪を振り返ってみると、オリンピックは当時の最新テクノロジーが毎大会のように採用されてきました。
たとえば1960年のローマ五輪では、オリンピック競技初のテレビ生中継がスタート。1972年のミュンヘン五輪では、メディア関係者を対象としてデータ処理端末による競技結果などのデータベースが利用可能に。オリンピック初のオフィシャルサイトが提供されたのは1996年のアトランタ五輪でした。
オリンピックの舞台裏でITが活躍
東京五輪を含めオリンピックの大会運営には、基盤となるITシステムが欠かせません。大会運営に携わるスタッフの管理やチケット販売などを管理する運営管理システム、競技結果や選手情報などをマネージメントするデータシステム、開催地の詳細な気象情報やニュースを束ねる配信システムといった具合に、オリンピックの舞台裏を支えるITシステムは複雑に連携しあっています。
しかも世界的な一大イベントですから、これらのシステムでは誤作動やバグなどが許されません。そのため2020年に向けて日本企業を含めた各国のITベンダーが、技術力を結集してシステム構築にあたっています。
史上初の「完全クラウド」なオリンピックになる東京五輪
2020年の東京オリンピックの際立った技術的特徴として、クラウドが挙げられます。実は今回の東京五輪は、大会運営の基幹ITシステムがすべてクラウドで稼働する初のオリンピックになるんです。
これはテクノロジーの進化によってクラウドの信頼性が十分高まったことや、コストパフォーマンスに優れ、スケーラビリティも高いことなどが背景にあります。完全クラウドにすることで、大会ごとに毎回最初からシステムを構築せずに済むようになるというのもひとつの理由のようです。
東京五輪ではセキュリティ対策も重要な課題に
また今回の東京オリンピックでは、サイバー攻撃の脅威がかつてなく高まることも予測されています。実際に2015年には、東京五輪の公式サイトがDoS攻撃の被害に遭い、アクセスできなくなるというアクシデントも発生しました。年々巧妙化するサイバー攻撃による被害をいかに防ぐかも、東京五輪におけるテクノロジー面での重要な課題となりそうです。
クラウドとセキュリティなら使えるねっと
ここまでご紹介したように東京五輪ではクラウド活用とサイバーセキュリティ対策が大きな技術トピックとなっていますが、これは何もオリンピックに限ったことではありません。一般企業の業務環境やITシステムでも、今や「クラウド」と「セキュリティ」は避けて通れないキーワードになりつつあります。
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