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サーバの新常識「VPS」って?コンテナ型とVM型の違いも解説

   

: VPS , サーバ , レンタルサーバ

By blog Jun 03 2020

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会社のウェブサイトやシステムを動かすのに欠かせないサーバ。
 
レンタルするなら「専用サーバ」か「共有サーバ」を選ぶのが一般的でしたが、最近「VPS」という新たな選択肢が人気なのをご存知ですか?
 
そもそもVPSとは?
VPSは「バーチャル・プライベート・サーバ」の略で、日本語にすると「仮想専用サーバ」になります。その名の通り、「専用サーバのような環境をバーチャルに(仮想化技術で)実現しよう!」というのがVPSの基本的な考え方です。
 
VPSが画期的なのは、一台の物理サーバを、ユーザごとに「仮想化技術」で実質的に分割したことです。仮想化技術を取り入れたことによって、一台の物理サーバの中に複数の「仮想サーバ」を作ることが可能になり、その上にそれぞれ独立した環境(個別のメモリ、ディスク、ソフトウェアなど)を乗せることが実現しました。
 
各仮想サーバは独立しているので、互いの影響を受けることはほとんどありません。
 
VPS、専用サーバ、共有サーバの違い
専用サーバは、ひとつの物理サーバを専用契約して、そのサーバを自由に自分だけで使えるサービス。自由度も安定性も一番高いですが、その分コストはややかさみます。
 
共有サーバは、ひとつの物理サーバを複数ユーザが共同使用するサービス。価格が一番安く、 シンプルな利用(サイト運用やメールアカウント管理など)を希望する方にとても人気です。 一方でカスタマイズなど独自設定の自由度はやや低く、他のユーザの影響を受ける場合もあります。
 
それではVPSはどうなのかというと、「専用サーバに近い自由度があるのに、コストは共有サーバのように低価格志向」という、両者の長所をバランス良く取り入れたサービスなのです。
 
VPSの「コンテナ型」と「VM型」は何が違う?
VPSには主に、「コンテナ型」と「VM型」という2つの方式があります。
 
コンテナ型は、ひとつのホストOSの上に「コンテナ」というパッケージ(ソフトウェアや様々な動作環境をひとまとめにしたもの)を並べることによって仮想化を実現する方式。
 
一方のVM型は、ホストOSの上にさらにユーザごとのゲストOSを用意し、専用サーバのような「仮想マシン」を作って仮想化を実現する方式です。
 
コンテナ型には、以下のようなメリットがあります。
 
・動作が軽い
・リソースを柔軟に有効活用できる
・環境構築がシンプルで容易
 
対するVM型のメリットとしては、次のような点が挙げられます。
 
・ゲストOSをユーザが選べる
・コンテナ型より細かいカスタマイズが可能
 
近頃は、「基本は軽くてフレキシブルなコンテナ型。細かい設定が不可欠な場合はVM型」という選び方が定着しつつあるようです。
 
使えるクラウドVPSのメリット
使えるねっとが提供する「使えるクラウドVPS」は、今人気のVPSサービスです。使えるクラウドVPSのメリットをいくつかまとめてみました。
 
柔軟性:コンテナ型もVM型も選択可能。VM型ではOSもLinuxとWindowsから選べます。
高可用性(HA構成):万が一の物理障害時は、他社では数時間かかる再移動が数分以内に完了します。
最新Plesk:使いやすく強力なサーバ管理ツール「Plesk」を搭載。ブラウザから簡単に操作できます。
多彩なテンプレート:サーバのスペックは、多彩な組み合わせから希望に合わせて自由に選べます。
セキュアで安心:サーバは安全な自社国内データセンターで運用。常に高いセキュリティレベルを維持しています。
 
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