日々、SNSや広告向けのコンテンツ制作に追われるマーケティング部署や制作チームの皆さん、動画保存や画像ファイルの共有に苦労していませんか?特に、大容量データのやり取りやストレージ容量の制限は、効率的な業務の大敵です。
多くのマーケティング部署や制作チームは、データの共有や編集・加工のためのツールとしてクラウドストレージを活用しています。今や、世の中にはたくさんのクラウドストレージサービスがあふれていますが、この記事では、中でもユーザ数無制限のクラウドストレージ「使えるファイル箱」にフォーカスして紹介します。
大容量動画やSNS素材をラクラク保存でき、チーム全体の生産性向上を実現したいご担当の方、必見です。
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目次
データ容量の現実:マーケチームや制作チームの課題
必要なストレージ容量の目安と一般的なクラウドサービスの比較
大容量データを効率的にやり取りするポイント
「使えるファイル箱」の特徴とメリット
クラウドストレージでチームの働き方を変革しよう
FAQ
データ容量の現実:マーケチームや制作チームの課題
ツールのICT化やDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進により、どの企業、どの部署にとってもデータの重要性は高まる一方ですし、扱うデータ量は増加の一途をたどっています。
ここでは、マーケチームやコンテンツ制作チームが直面している課題について概観します。
マーケチームが直面する課題~データ量の増加
マーケチームや制作チームが直面している課題を一言で表すとすれば、データ量の増加です。その背景には以下の理由が挙げられます。
ユーザとデジタルとの接点が増加している
かつてユーザの購買行動は対面・店頭がメインでした。しかし、今では多くの人たちがECサイトや自社ホームページ、SNSなどを通じて、サービスや製品について認知し、購入するようになっています。こうしたデジタルとの接点の増加により、企業は膨大な情報を蓄積できるようになりました。
そのため、多くの企業が担当者の経験や直感にたよっていたマーケティングから、いわゆる「データマーケティング」「デジタルマーケティング」へとシフトしています。例えば、Webサイトの訪問者の行動データや購入履歴、ソーシャルメディア上の反応など、入手したデータをもとに顧客の趣向や行動傾向を把握し、マーケティング戦略に活用しているのです。
その結果、より顧客のニーズに合致したサービスや製品を提供することが可能になり、無駄なコストを削減し、効果的な販売戦略を展開できます。
SNS動画や広告動画の運用
デジタルマーケティングの中でも特に重要なのが「SNSマーケティング」です。SNSマーケティングとは、InstagramやXなどのSNSを企業の担当者が運用し、自社商品の認知や購買活動を促進し、ユーザの顧客体験を向上させ、ファン獲得を目指すマーケティング活動を指します。
多くのユーザが複数のSNSアカウントを保有しているため、SNSの効率的な運用により、企業はユーザとの継続的かつ効果的な顧客接点を持つことが可能になります。特に魅力的なSNS動画や広告動画を制作すれば、いわゆる「バズる」ことで、スピーディかつ爆発的に情報を拡散できます。
動画や画像ファイルの容量はどのくらい?
以上のように、マーケティングにおけるデータの重要性が大きくなるにつれ、マーケチームが保存する動画や画像ファイルの量も増大していきます。
マーケチームが日常的に制作する動画や画像ファイルの大きさはどのくらいなのでしょうか?例えば、1分のHD動画であれば約100MB、SNS用画像1枚であれば5MBを目安と考えていただければよいでしょう。動画1本、画像1枚であれば大した容量ではないように思いますが、動画であれば100本、画像であれば2,000枚で10GBに達します。
こうした動画保存や画像制作が続けば、あっという間に容量不足やデータ管理が課題になってしまいます。
必要なストレージ容量の目安と一般的なクラウドサービスの比較
データ量の増加に伴い、どのくらいのストレージ容量を必要とするかは各企業ごとに違いがあるでしょう。ただ、前述したように1分のHD動画100本で10GBに達することを考えると、年間で数十GB~数TB(1,000GB=1TB)に及ぶケースも十分考えられます。
1TB(テラバイト)とはどのくらい?パソコン(HDD)やデータストレージの容量も解説
データを保管する方法として考えられるのはサーバなどのオンプレミスか、インターネットを経由してデータセンターに保管するクラウドストレージです。それぞれメリットとデメリットがありますが、増加の一途をたどるデータ量に対応するためにはクラウドストレージがおすすめです。
オンプレミスVSクラウドストレージ
データ保管場所としてクラウドストレージをおすすめする理由は以下の通りです。
1. 拡張性
前述した通り、最大の理由はクラウドストレージの拡張性の高さです。オンプレミスの場合、初期設定の容量から増設するには、新たなファイルサーバを購入し、システム全体を再設定しなければなりません。
それに対してクラウドストレージは、サービス提供事業者にプランの変更やストレージの追加を依頼するだけで、容量を増やすことができます。
ファイルサーバのクラウド化と比較について知りたい方はこちら
2. コスト
オンプレミスの場合、導入する際に機器の購入やシステムの構築が必要なため、高額なイニシャルコストがかかります。また、専門スタッフによる保守・点検が常に必要なので、そのための人件費もかかります。
それに対して、クラウドストレージであれば、サービス提供事業者に依頼すればすぐに導入可能であり、ほとんどのサービスで初期費用は必要ありません。一般的に月ごと、年ごとの利用料を支払い続けます。当然、利用期間が長くなればなるほどコストは増えますが、社内に専門スタッフを常駐する必要がないため、別途の人件費は必要ありません。
一般的なクラウドサービスの比較
現在、個人や企業が利用できるクラウドサービスは山ほどあります。それらのサービスをストレージ容量に注目すると、容量無制限か否かで分けられます。
増え続ける社内データのことを考えると、容量無制限のサービスを選んだ方がよいのでは、と考える方は少なくありません。確かにマーケチームや制作チームの場合、扱うデータがテキストベースではなく、画像やデザイン、動画が多いため、必要なデータ容量も必然的に増えます。しかし、容量無制限であればその分コストがかかる可能性があります。必要性とコスト面でバランスのとれた選択をするように心がけましょう。
以下では法人向けのスタンダードなプランを比較してみましょう。
大容量データを効率的にやり取りするポイント
セキュリティの確保
最初に注意したいポイントはセキュリティです。そもそもクラウドストレージをデータの保存先として選ぶということは、セキュリティ管理を自社ではなく、サービス提供事業者にお任せするということです。そのため、クラウドストレージサービスを選ぶにあたっては、セキュリティ面がどの程度充実しているかをチェックしておきましょう。
クラウドサービスへの不正アクセスによって情報漏えいが発生すれば、企業に対する信頼は失墜しますし、場合によっては金銭的な賠償も必要になりかねません。
また、企業によっては情報資産を守るためのセキュリティポリシーを定めている場合もあります。サービスの使いやすさだけでなく、自社のセキュリティポリシーに準拠しているかどうかにも注意しなければなりません。
さらに、マーケチームや制作チームの場合、社内だけでなく、クライアントなど社外ユーザとクラウド経由でデータのやり取りを行うことも考えられます。そのため、リンク共有や権限設定の管理を慎重にする必要があります。
アップロード上限
ストレージ全体の容量が無制限であっても、クラウドサービスの中には単一ファイルのアップロードに上限を設けている場合もあります。例えば、単一ファイルのアップロード上限が1GBであれば、ストレージ容量自体に余裕があっても、そのデータが1GBを超えれば保存することはできません。
マーケチーム、制作チームの場合、取り扱うデータが高画質な画像や動画ファイルの場合も少なくないため、事前に単一アップロードの上限を確認しておくことは欠かせません。
「使えるファイル箱」の特徴とメリット
数あるクラウドストレージサービスの中で、特におすすめは使えるねっとが提供する「使えるファイル箱」です。ここでは、使えるファイル箱の特徴とメリットを4つ紹介します。
無制限の容量で安心感:動画や画像を制限なく保存可能
使えるファイル箱は「スタンダード」と「アドバンス」の2種類のプランをご用意しています。
概要は以下の通りです。
上図に示す通り、初期設定ではスタンダードプランの容量は1TB、アドバンスプランの容量は3TBですが、ご希望に応じて無制限に容量の追加が可能です。料金は1TBごとに月額8,580円(税込)です。
クラウドサービスによっては無制限がデフォルトのものもありますが、使えるファイル箱であれば必要に応じて追加できるため、より効率的にクラウドストレージを活用できます。
高速アップロードとダウンロード:業務の効率化をサポート
マーケチームや制作チームでは、日常的に頻繁にデータのやり取りを行います。それだけにスピードは欠かせない要素といえるでしょう。
使えるファイル箱なら、高速アップロード&ダウンロードで業務の効率化をサポートします。また、アップロードのファイルサイズ上限はないため、大容量のデータも気兼ねなく扱えます。
簡単な共有機能:社内外のコラボレーションをスムーズに
使えるファイル箱ならデータの共有も簡単。共有したいファイルを右クリックし、メニューから共有リンクを作成して送るだけです。
また、外部ユーザなどと連携する場合は、ユーザごとに権限を設定できるため、共有情報の管理が容易ですし、セキュリティ対策もばっちりです。
アドバンスプランの場合、グローバルIPアドレスを指定することで他のIPアドレスからクラウドストレージへのアクセスを制限できたり、新しいデバイスでの初回アクセスを管理者に通知することで、認証されたユーザのみにクラウドストレージにアクセスさせたりする機能も付帯しています。
コストパフォーマンスの良さ:競合サービスとのコスパ比較
使えるファイル箱のコストパフォーマンスを競合サービスと比較してみましょう。前述したように、多くのクラウドストレージサービスはユーザ1人あたりの料金を設定していますが、使えるファイル箱はユーザ数無制限で、スタンダードプランは月単価21,230円です。つまり、ユーザ50人で使えば1ユーザあたり約425円、100人だと1ユーザあたり約212円です。
容量が1TBでは心配なら、10TB追加してみましょう。1TBあたり8,580円ですから、10TB追加すれば85,800円が追加され、月単位の料金は107,030円です。これをユーザ100人で使っても1ユーザあたり約1,070円であり、コスパの高さがお分かりになるのではないでしょうか?
クラウドストレージでチームの働き方を変革しよう
高機能かつコスパの高いクラウドストレージである使えるファイル箱を活用することで、大容量ファイルの共有や加工・編集も容易になり、忙しい現場のストレスを軽減できます。特に企業のマーケティング部署やSNSマーケチーム、広告代理店での運用において実力を発揮すること間違いなしです。
ここでは、使えるファイル箱の活用事例を2つ紹介します。
福助株式会社
福助株式会社は1882年(明治15年)に創業した老舗中の老舗で、足袋の製造、卸売、小売に加え、靴下・肌着・ストッキングの製造、卸売、小売を展開しています。2022年で創業140年を迎えた現在は、老舗の看板に甘んじることなく、オンラインストアの事業展開や有名ブランドとのライセンス契約など、デジタルも活用した戦略を推し進めている点が特徴です。
同社の課題は、中間卸に加えて直営店の運営も行っているため、約2,000社との取引があり、データのやり取りが急増していた点です。また、近年のハイブリッドな働き方の導入も増えており、社内外で安心してコストを抑えたクラウドストレージサービスを探していたといいます。
福助では使えるファイル箱の導入に向け、WEB事業部でトライアル期間を設け、1ヶ月ほどの試験運用を実施しました。トライアル期間中に社内への使えるファイル箱導入のアナウンスとマニュアルを準備していたこともあり、導入はスムーズだったそうです。
使えるファイル箱のスタンダードプランは容量が1TBと制限があるため、現在は一時的な共有用として使用しています。デザイン等で高画質な画像をよく使用するため、ファイルサイズが大きい場合の外部とのファイルのやり取りに活用しているとのことです。
株式会社NBG
株式会社NBGは全国規模のお酒の買取およびバー事業を展開している企業です。NBGの本社は京都ですが、他にも大阪、東京、福岡などにもオフィスを設置しているため、複数拠点でデータの共有を行う際にタイムラグが生じたり、データ送信の確認に手間取ったりなど、コミュニケーション面で課題が生じていました。
最終的に使えるファイル箱を選ぶ決め手となったのは、導入の手軽さ・使いやすさだったといいます。主に社内用のドキュメントを共有するために使えるファイル箱を活用しているそうですが、事業部や役職ごとにフォルダを分けるなど、細かい設定ができる点も便利だと感じています。
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大容量動画や画像の保存も思いのままに行えるクラウドストレージサービス「使えるファイル箱」。ユーザ数無制限で、ニーズに応じてストレージも無制限に拡張可能です。
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FAQ
1. 動画ファイルの容量はどれくらいが一般的ですか?
動画の容量はフォーマット、解像度、フレームレート、動画の時間によって変わります。1分の動画であれば、容量は以下の通りです。
2. クラウドサービスで効率よく動画をアップロードするには?
クラウドサービスはインターネットを経由するので、通信状況の影響を大きく受けます。効率よく動画をアップロードするためには、高速回線の環境を選びましょう。また、バックアップ作業を同時に行っているとアップロードに時間がかかってしまいます。
3. チームでクラウドストレージを使う際の注意点は?
チームでクラウドストレージを使う場合、アカウントの管理が重要です。特にユーザ数無制限の場合、ユーザがいつの間にか増えてしまい、セキュリティ管理が手薄になってしまう可能性があります。社外ユーザもアクセスできる場合は、権限設定にルールを設けるなどの配慮が必要です。
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