「使えるファイル箱」で安心・安全なファイルマネジメント環境を構築
電子部品および精密板金の二部門を軸に、高い技術力と独自の一貫生産体制で高品質な部品・製品を世に送り出している松代工業株式会社。1958年(昭和33年)の創業以来半世紀以上にわたり、ものづくりを通して人々の豊かな暮らしや社会発展に貢献してきました。設計から加工まですべて手掛ける松代工業の技術は、オフィス、公共機関、防災・医療分野、農業分野、建築分野、クリーンエネルギー分野など、様々な領域で活かされています。そんな松代工業が、次の時代を見据えたさらなる進化を目指す上で業務ツールに選んだのは、使えるねっとの「使えるファイル箱」でした。
高い技術力と一貫生産で長野のものづくりをリードする松代工業株式会社
松代工業株式会社(本社・長野市)は、電子部品の製造や精密板金・塗装などを手がける老舗企業。独自ノウハウを積み重ねた高い技術力と、開発から製造までワンストップで手がける一貫生産体制を武器に、長野のものづくりを長年リードしてきました。
松代工業の高度な精密加工技術は、他の追随を許さない徹底的な品質保証体制によっても支えられています。透明性の高い製品トレーサビリティを確立し、妥協のない高品質なものづくりを実践。現場からの改善提案や作業者の意識改革を積み重ねることで磨き上げた品質保証は、松代工業ならではの圧倒的な強みです。
また、昭和・平成・令和という3つの時代を駆け抜け、常に最先端の技術を追求してきた松代工業は、変化に迅速に対応する先進的でチャレンジングな一面も持ち合わせています。環境に配慮した製品づくりや、クラウドテクノロジーの活用といった取り組みも、業界内でいち早く取り組んできました。
業務ファイルのクラウド化を目指す中で出会った「使えるファイル箱」
松代工業では、これまでファイルサーバを自社運用し、業務ファイルを自前で管理してきました。しかし定期的なメンテナンスや、日常的に発生する煩雑な管理が負担に。物理的なサーバの入れ替え、管理ソフトウェアのアップデートなどは、手間もコストもかかり担当部門のリソースを圧迫していました。
そうした中、本業により集中できる安心・安全なファイルマネジメント環境を構築すべく、松代工業ではファイルサーバのクラウド化を模索し始めます。外資・国内双方のプロバイダの様々なクラウド製品を比較していくプロセスで、候補のひとつとして挙がったのが使えるねっとの「使えるファイル箱」でした。
松代工業でクラウド移行プロジェクトを担当する常務取締役 総務担当の寺島 保和氏は、「何年か前に使えるねっとのジェイソン社長の記事を新聞で読んだことがあり、地元長野にもクラウドサービスの会社があることを覚えていました」。問い合わせ後、実際に顔を合わせて使えるファイル箱の説明などを受ける中で、使えるねっとのビジョンやジェイソン社長の情熱にも共感を覚えたといいます。こうして松代工業の「使えるファイル箱」導入検討が本格的にスタートしました。
使いやすさとシンプルさが「使えるファイル箱」導入の決め手に
松代工業株式会社では、ファイルサーバのクラウド化にあたり、様々なクラウドサービスを慎重に比較検討。いくつかのサービスはトライアル利用も行い、実際に他社サービスを1年ほど運用していた期間もあったそうです。そのような状況で、最終的に使えるファイル箱を導入することにした決め手はどのようなところにあったのでしょうか。
「実際色々なサービスを使ってみた中で、使えるファイル箱が一番違うのは、やっぱり中小企業にとっての使いやすさという部分。他にすごい大手の企業が使っているようなサービスもありましたが、そういうサービスが我々のような会社の規模感にフィットするか、無理なく使いこなせるか、ということを考えると、どうしてもズレがあるように感じました」(寺島氏)。
クラウドストレージをファイルサーバ代わりとして使うという本来の目的に一番合っていたのも、使えるファイル箱だといいます。「ファイルサーバ代わりとして自然に使えるというのも大きかったです。他のサービスだと、確かにいっぱい色んなことができる。でもいっぱいできすぎて、ITが専門ではない我々のような人間が触るには、ちょっと使い勝手がいまいちなんです。目標を決めてシンプルに使えるという点では、使えるファイル箱が一番でした」(寺島氏)。
「空気みたい」に使える便利で安心なファイルマネジメント環境を実現
現在松代工業では、主に経理や総務などで使えるファイル箱を利用しています。段階的に使用する部署を増やしており、将来的には全社的な導入を検討しているとのこと。
「経理や総務に加えて、品質保証の色々な履歴なども使えるファイル箱に保存しています。今事業部が3つあって、2つは本社にあるんですが、もう1つは他の工場にあるんですよ。そこで発生した様々な品質保証のデータは、今までローカルで別々に保存していて、やりとりや管理が大変でした。バックアップがうまくできないとか、余分なコストがかかるといった問題もありましたし、課題意識があったんです。使えるファイル箱でクラウド化してからは、それが一気に楽になりました。将来的にはこれをもっと全社に広げて、色んな図面なども使えるファイル箱に入れていきたいと考えています」(寺島氏)。
松代工業株式会社 常務取締役 総務担当 寺島 保和 様
普段の日常的な使い勝手について伺ってみると、寺島氏からは「空気みたいに使える」という言葉が返ってきました。「普段の使い勝手でいうと、今まで試してきた中では、一番空気みたいに、意識しないで使えています。他のサービスを利用していたときは、結構悩んでいたんです。本当にちゃんと同期しているのかなといった不安を覚える場面も少なくありませんでした。使えるファイル箱は無意識に、ごく普通に使えるのが嬉しいですね」
OSアップデートによるパソコン入れ替え時にも、使えるファイル箱の便利さを実感したと語ります。
「端末を入れ替えるときにすごく楽ですね。今までは古いパソコンのデータを全部吸い上げて、また新しいパソコンに移して、っていう手間がかかっていました。今は新しい端末で使えるファイル箱をセットアップすれば完了。それで間違いなく全部ファイルが入っているなという安心感、簡単さは素晴らしいです」(寺島氏)。
クラウド導入でさらなる進化を続ける松代工業
積み重ねてきたノウハウや技術の積み重ねと継承を大切にしつつ、必要なときには大胆かつ果敢に新しい価値観やテクノロジーを取り入れてきた松代工業。今回のクラウド化と使えるファイル箱導入も、そんな松代工業の精神を象徴するような事例かもしれません。
最後に、同じ長野市にある近場の企業として、使えるねっとの印象やメリットを訊ねてみました。
「使えるねっとは、純粋に実直にクラウド事業に取り組んでいる企業だと感じます。それに、実際に顔を合わせてお話しできるという安心感もいいですね。会社まで来ていただいて一度お会いしているから、普段の意思の疎通もしやすいし、安心できます。やっぱり我々のような中小企業にとっては、相手の顔が見えるというのは嬉しい。最近は実際に会ってお話ししたくても、『うちはそういうのは一切やっていないので』というところが多いですから」(寺島氏)。
長野の最先端のものづくりを、持ち前の技術、伝統、先見性で牽引し続ける松代工業。これからもここ信濃の地から、様々な形で私たちの暮らしと社会を支えてくれることでしょう。
■使えるファイル箱
「使えるファイル箱」は、いつでも、どこでも、誰とでも繋がるワークスタイルを実現する、完全クラウド型のファイル共有・同期サービスです。安心で信頼性が高いファイルサーバ型クラウドストレージとして、全国で多数の企業に採用されています。場所や端末を問わず簡単にクラウドのファイルを閲覧・管理・共有できるため、デバイスさえあればそこがあなたのオフィスに。使いなれたフォルダ構造とシンプルなインターフェイスなので、どなたでもトレーニング不要ですぐにお使いいただけます。
20年間のデータセンター運用実績を持つ使えるねっとが自社国内データセンターで最高基準のセキュリティポリシーのもと安定運用を行っており、抜群の安全性と安定感も好評です。自社専属スタッフによる充実のカスタマーサポートで、安心してサービスをご利用いただけます。