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Web攻撃をシャットアウト、クラウド型WAFのメリット

By blog Feb 13 2019

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企業のホームページをターゲットにしたWeb攻撃の脅威は増すばかり。中小企業が狙われるケースも急増しており、どんな企業にとってもWeb攻撃への対策は急務だと言えます。Web攻撃の被害に遭うと、あなたの会社のホームページ経由で顧客・取引先の情報が流出してしまうことに。社会的な信用低下やイメージダウンは避けられません。
 
それではWeb攻撃からホームページを守るためには、どうすればいいのでしょうか。今回は、Web攻撃に関する基礎知識からおすすめの対策方法までまとめてご紹介します。
 
中小企業にも他人事ではないWeb攻撃
Web攻撃というと、どこか「大企業がターゲットになるものだから、中小企業にはあまり関係ない」というイメージがありますよね。ところが最近は中小企業をターゲットにしたWeb攻撃が急激に増えています。今ではWeb攻撃の約半数が中小企業を狙っているという統計もあるほどです。
 
一般的に中小企業は大企業よりもセキュリティ対策が甘いことが多く、それがWeb攻撃を誘発していると言われています。また、中小企業のホームページやデータベースを踏み台にして、取引先である大企業の情報を盗み出す手法もよく使われるように。従業員が数名しかいないような小さな会社でもWeb攻撃の被害に遭う事例が相次いでいます。
 
どんなWeb攻撃があるの?
Web攻撃には数え切れないほどの種類がありますが、代表的なものとしてはDDoS攻撃、SQLインジェクション、クロスサイトスクリプティングなどがあります。DDoS攻撃は、マルウェアで乗っ取った多数のコンピュータから、一斉に企業ホームページにアクセス要求や処理要求を送りつける攻撃。これによりサーバは負荷に耐えられなくなり、動作を停止してしまいます。
 
SQLインジェクションは、ホームページのメールフォームなどに不正なSQL文を入力して送信し、企業のデータベースから個人情報を盗み取る攻撃です。SQLというのは、データベースの構築・操作に使われている言語。適切なセキュリティ対策がなされていないと、企業サーバのデータベースは不正入力されたSQL文に簡単に操作されてしまうのです。
 
クロスサイトスクリプティングは、ホームページのメールフォームなどに不正なスクリプトを入れて送信することで、サイトを改ざんするWeb攻撃。被害に遭うと、会社のホームページの中身が書き換えられてしまったり、フィッシングサイトに置き換えられてしまったりします。
 
Web攻撃の対策に最適なWAFとは
こうした様々なWeb攻撃にワンストップで対応できる手段として人気なのが、「WAF(Webアプリケーション・ファイアウォール)」です。
 
WAFを導入すると、ホームページへのアクセスがすべてリアルタイムで監視・分析されるようになります。このリアルタイム分析によって、過去の攻撃パターンなどから「悪意ある不正なアクセスである可能性が高い」と判断されたアクセスは、WAFが自動的にブロック。ブロックされた通信はサーバに到達する前に遮断されるので、ホームページは安全に保護されるという仕組みです。
 
今注目のクラウド型WAFを導入するメリット
WAFを使うとWeb攻撃を効果的にシャットアウトできるのですが、少し前までWAFを導入するのは一部の大企業などに限られていました。従来のWAFは、導入の際に多額の初期費用がかかるほか、運用に高度なセキュリティの知識と手間がかかるという課題があり、なかなか普及しなかったのです。
 
ところが最近、クラウド型のWAFが登場したことで状況は一変。クラウド型WAFはまとまった初期費用を用意する必要がなく、さらに面倒な保守管理や設定作業が不要なので、リソースに余裕のない企業でも手軽に導入できるのが特徴です。
 
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