ビジネスの世界でも、当然様々な天災への備えが必要です。特に重要なのが、業務のデータをバックアップしておくこと。今日は、万が一自然災害の被害に遭っても会社へのダメージを最低限に抑えるために不可欠な、データバックアップの最新事情についてご紹介します。
増加する天災への備えにクラウドバックアップを
ここのところ世界的に、自然災害の被害規模が大きくなる傾向にあります。まだ断定できるわけではないものの、多方面で気候変動との関係が取り沙汰されていて、今後ますます大規模な災害が増える恐れもあるようです。そうした中、災害対策としてのデータバックアップは、今や業種や規模を問わずすべての企業に必要なものとなっています。
特に中小企業にとっては、自然災害は事業の存続自体を揺さぶるリスクです。何らかの天災によってビジネスのデータが消失してしまった場合、「データのない状態が10日以上続くと93%の会社が破綻」してしまうという調査結果もあります*1。また2019年下旬までにはランサムウェアによる攻撃が14秒に1回の頻度で発生するといわれており、天災やサイバー攻撃に備えて安全にデータを保管する術が今求められています。
遠隔にデータを保管するクラウドは災害対策に最適
データバックアップの手段としてはこれまで、自社でサーバやデータセンターを用意してデータを保管するのが一般的でした。しかし今新たなスタンダードになりつつあるのは、クラウドを利用したバックアップです。災害対策という面で見たとき、クラウドの一番のメリットとなるのが「バックアップデータが遠隔地にある」こと。クラウドバックアップでは国内の会社から離れたところ、場合によっては海外にサーバがあるので、会社が被災してもデータが被害を受けることはありません。
低コストで導入も簡単だから中小企業にやさしい
さらにクラウドバックアップは、低コストなのも魅力のひとつ。自社でバックアップサーバを用意するとなると多大な初期費用がかかりますし、定期的なメンテナンス費用も高くついてしまいます。クラウドならリーズナブルな月額費用を払うだけでバックアップできるので、中小企業にとてもやさしいんです。
データバックアップが企業を救う!?
「大事なデータが消えてしまう」というリスクは、なにも自然災害の発生時だけに限った話ではありません。社員の誤操作やメンテナンス時のミスといった人為的な要因で起こる可能性もありますし、ウイルス感染によってローカルサーバのデータにアクセスできなくなってしまうという事態だって十分考えられます。
こうしたリスクからデータを守るためには、常日頃からきちんとバックアップを取っておくという意識づけが大切。クラウドバックアップならコストもそれほどかかりませんから、もしまだバックアップをしていないなら、これを利用しない手はありません。
クラウドでバックアップの手間を大幅削減
クラウドなら、オンプレミスでバックアップするのに比べて、圧倒的に手間がかからないことも魅力的なメリットです。オンプレミスだとデータ量が増加するにつれてサーバを増やしていかなければなりませんし、バックアップ期間が長くなればなるほど、管理に要する人的コストと金銭的コストが上がってしまいます。
クラウドバックアップであれば自前でサーバを管理する必要が一切なくなり、データが増えてもプラン変更などで容量を追加すればいいだけに。貴重な人員を、より生産的な業務にあてることが可能になります。
BCP対策の決定版「使えるクラウドバックアップ」
自然災害への備えを始めとするBCP対策にぴったりだと多数のご好評をいただいているのが、使えるねっとの「使えるクラウドバックアップ」です。使えるクラウドバックアップなら、ファイルのみならずOSやソフトウェアなどを含むシステム全体をまるごとバックアップ可能で、復元作業はとっても簡単。さらにバックアップ先のロケーションを日本・シンガポール・マレーシアから選ぶことができ、2カ所で同時にバックアップすることもできます。
また、災害発生時にたった数分でバックアップイメージからクラウドの仮想マシンに切り替え可能な「ディザスタリカバリ(DR)サービス」で、お客様のBCP対策をかつてない次元の完璧さに。無料お試しも受付中ですので、気になる方はぜひ以下のページをご覧ください!
使えるクラウドバックアップ
[1] 参考:https://www.information-management.com/slideshow/8-tips-for-a-top-data-backup-strategy
https://cybersecurityventures.com/ransomware-damage-report-2017-part-2/